着物は絹で出来ている物が多いのですが、着物に限らず、絹(シルク)製品は、水に濡れると水ジミになりやすい傾向があります。

着物は水に濡れるとシミになりやすい

その辺りについて詳しくはこちらで解説しています⇨絹の着物に水が付いたら輪ジミになる理由

水によって出来たシミは、水を使って染み抜きをしないと落とすことが出来ません。

ですので、油性の汚れを落とすクリーニングだけでは、水によるシミを落とすことは出来ませんので、その辺りを頭の片隅にでも覚えておいていただければと思います。

 

着物 雨(水)シミ 染み抜き・クリーニング前

 

撥水加工をしていないお着物を着ておられた時に、思わぬ雨に降られてしまったそうです。

ポツポツ降る程度の雨に少し濡れた程度であれば、それほどシミにならないこともあるのですが、大雨に降られてしまった時などは、ほぼ確実に雨に濡れた部分が水ジミになって残ります。

絹は水に濡れると縮みやすい性質があり、絹の着物もずぶ濡れになってしまった場合などは、仕立てが狂うぐらいに大きく縮んでしまっていることがあります。

そのような場合は、部分的に仕上げで伸ばすには限界がありますので、お仕立てを解いて反物(一枚の長い生地の状態)に戻して生地を均一に伸ばし、また改めて着物の形に仕立て直す必要があります。

撥水加工(ガード加工)を施してある着物は、多少の雨や水ジミは防ぐことが出来ますので、大事な着物が雨に濡れたりの心配がある方は、ガード加工を施すのも良いかと思います。

 

着物 雨(水)シミ 染み抜き・クリーニング後

 

水性のシミを落とす染み抜きで、綺麗に落とすことが出来ました。

【参考価格】画像部分のシミの染み抜き 8,000円程度(税別)
※注※染み抜きは生地の素材・色合い、シミの濃さなどによって金額が変わってきます。あくまで一例の参考価格としてお考えください。クリーニングその他加工は別途料金がかかります。)

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