当店は着物のクリーニングと染み抜きの専門店でありますが、洋服の染み抜きに必要な国家資格であるクリーニング師の資格の保有者でありますので、お洋服の染み抜きも随時承らさせていただいております。

染み抜きは、どの染み抜きを行うお店でも、着物のお手入れ技術が根幹であり源流であり、その歴史は三百年続く伝統技術となっており、なをし屋店主の栗田裕史も、その流派の一つである幾久屋流の流れを受け継いでおります。

着物の染み抜き技術でその他の衣類の染み抜きも承っておりますので、遠慮なくご相談いただければと思います。

手が回らないので現在は基本的にお断りしている状況の革製品の修復ですが、大掛かりでないもののご依頼はお受けしております(その時の受注状況でお断りせざるを得ない場合もございますので、ご了承くださいませ)

 

CHANEL 革手袋 修復前

 

CHANELの革手袋ですが、お使いになられるうちにロゴの部分が汚れてしまったので、見栄え良くならないか?というご相談をいただきました。

「どうせ汚れるのだから、いっそ黒に染めてしまうのはどうか?」というご要望もお話しいただいたのですが、白を黒にするのはいつでも出来るが、黒を白にするのは事実上不可能であるので、まずは白に戻して、その後やはり汚れが気になってから黒に染めることを視野に入れるというご提案をさせていただきました。

革製品は基本的に染み抜きが困難です。

衣類に使う染み抜き剤を使うと、消えない輪染みが出来たり、革が固くなったり、あるいは色が剥げてしまったりということが起きる場合が非常に多いので、革製品は基本的に部分的な染色でシミや汚れを隠す修復方法となります。

今回も染み抜きを行うと黒い革からの色にじみなどが起きる危険性が非常に高かったので、ロゴの部分を革専用の特殊な染料で染め直す修復を行いました。

 

CHANEL 革手袋 修復後

 

出来るだけ革が固くならないように染色し、艶を元に戻す加工を施しました。

【参考価格】画像部分のロゴの部分染色 8,000円程度(税別)
※注※染み抜きは生地の素材・色合い、シミの濃さなどによって金額が変わってきます。あくまで一例の参考価格としてお考えください。クリーニングその他加工は別途料金がかかります。)