着物リメイク（加工例・料金）

着物のリメイク・リフォームについて

着物は着るものですので、クリーニングや染み抜きをするのは着るためのものになりますが、想い入れがあったり故人の形見であったりで、もう着ることはないけれども、手放したり処分したりするのは忍びない、という場合もあります。

そんな時には、着物を着る形から解いて生地にして、形として残しておけるものにリメイク・リフォームするという方法もあります。

なをし屋は着物クリーニングと染み抜きの専門店ですので、自社では着物のリメイクの作業は出来ませんが、熟練の知恵と差配力を持つ悉皆屋さん（着物のあらゆることを全て一手に引き受ける、着物業界特有の業種）の方とのお付き合いがあるので、ご希望があれば、捨てるには忍びないけど着ることはない着物の各種リメイクを当店で承ります。

着物リメイクの注意事項

着物リメイクは、着物を解いて生地にしてから、ハサミを入れて部品の形にして加工します。承った後に元に戻すことは不可能になりますので、熟考の上でご注文ください。
着物のどの部分を使ってリメイクするかと、形にする際のデザインは、全て当店にお任せいただくことになります。熟練の職人が手掛けますので、安心してお任せくださればと思います。
着物を日傘にする加工が人気ですが、着物は日焼けに弱いので、UV加工をしていても、生地が日焼けして褪色する可能性があります。
傘などの開閉で生地を引っ張ったり縮めたりの動作があるものは、生地の劣化とともに破れる可能性があります。