チョコレートって、意外?と溶け出す温度が低く、手に持っているだけでドロドロに溶けたりします。

暑い季節ですと、部屋に置いたままにしておくと、溶けて外装フィルムや紙と一体化してしまって食べるのに難儀する状態になるので、冷蔵庫での保管が必須になります。

そんな溶けやすいチョコレートですが、染み抜きのご相談ではちょくちょくある事例だったりします。

チョコレートは溶けて厄介なシミになる

例えば、ポケットの中に入れていて、体温や気温で溶け出し、気がつけばポケットの中でドロドロになっていたり。

あるいはカバンの中に忍ばせておいたチョコレートが、やはり気温で溶け出してえらいことになってしまったり。

この画像のトラブル事例は、白いジャケットとチョコレートを一緒にしていたら、溶けてドロドロになってあちこちに付いてしまったということでした。

 

白ジャケット チョコレートシミ 染み抜き・クリーニング前

 

チョコレートは、カカオ豆をすり潰したペーストと砂糖やミルク分なんかを混ぜて作っているそうですが、カカオ豆は油分が多く、そのあたりのことからも、チョコレートのシミは基本的に油性の染み抜き処理が必要となります(基本的にと言ったのは、カカオ以外の成分は水性の染み抜き処理が必要なこともあるため)

油性の染み抜きというのは、乱暴に言えば油を溶かす油で油を溶かし、洗い流す染み抜き処理になります(ややこしい)

ですので、今回も油性の染み抜きを一箇所ずつコツコツと染み抜き処理を行いました。

もしチョコレートが溶けて衣類に付いてシミになった場合ですが、下手に水で落としたりすると余計に拡がったり落ちにくいいシミになったりするので、付いたらせいぜいティッシュで拭き取るぐらいにしておいて、それ以上は何もせずにプロにお任せください。

 

白ジャケット チョコレートシミ 染み抜き・クリーニング後

 

かなり手間はかかりましたが、綺麗にすることが出来ました。

【参考価格】画像部分のシミの染み抜き 15,000円程度(税別)
※注※染み抜きは生地の素材・色合い、シミの濃さなどによって金額が変わってきます。あくまで一例の参考価格としてお考えください。クリーニングその他加工は別途料金がかかります。)

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