お茶席では着物は制服のようなもので、参加するには必ず着用しなければなりません。

 

ですが、お茶席というぐらいですから、点てたお抹茶をいただかなくてはなりませんし、お茶に合わせるお菓子も出たりしますので、意外?と、お茶席はお着物を汚してしまう危険に満ちています。

 

今回ご紹介する染み抜き・着物クリーニング事例も、お茶席で茶碗に入ったお抹茶をひっくり返してしまい、お着物に大量に抹茶のシミが付いてしまったという事例です。

 

 

抹茶のシミは、お湯に溶けたお茶の成分のシミもあるのですが、それよりも、粉末状の茶葉が生地に付いて乾いた状態となっていますので、通常のシミの染み抜きとはちょっと違うアプローチをする必要があります。

粉末状の茶葉は固形物ですから、まずはその固形物を今以上に溶かしてしまわないようにしながら、落とせるところまで落としてしまうのが肝心となります。

この最初の作業で限界まで粉末状の抹茶を落としておかないと、次の段階の染み抜き作業を頑張っても、シミが残る可能性が高くなってしまいます。

 

 

時間はかかりましたが、地道な作業の繰り返しにより、綺麗に落とすことが出来ました。

 

抹茶のシミが付いたら、慌てずに水分を乾かす程度にしておいて、あとは染み抜きのプロにお任せください。

【参考価格】画像部分のシミの染み抜き 15,000円程度(税別)

※注※染み抜きは生地の素材・色合い、シミの濃さなどによって金額が変わってきます。あくまで一例の参考価格としてお考えください。クリーニングその他加工は別途料金がかかります。)