着物の染み抜き京都職人の、こぼれ話など。
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2008年10月

柄?シミ?(・∀・)

男の子用のお着物の染み抜きなんですが、まずは一枚目の画像を見てください 何かお気付きになられましたか? そうです、シミが絵柄の形になってるんですΣ(゚д゚;) 友禅染の着物を作る場合、「青花(あおばな)」と言われる下絵用の染料の一種を使って下絵を描いていくのですが、この染料の特徴は、水または蒸気熱によって容易に消えるということなんです ですから、本来は加工の段階で無くなってしまうものなのですが、保存状態の悪い青花を使用したりすると、稀に青花が残ったり黄変を起こしたりすることがあります 今回の事例は、何十年もかけて下絵に使った青花が黄変を起こしたものでないかと考えられます 使い捨てでなく、何代にも渡って愛用される着物ならではの染み抜き事例でした( ´∀`)つ

革のバッグにインクのシミ

最近多いトラブルが、マジックやペンのインクが染み出してしまったという事例です インクのシミは表面に付着した程度なら何とかなることも多いのですが、完全に浸透してしまうと、かなりやっかいなシミになります 特に、革製品の場合は染み抜きで修復することは絶望的です(´Д⊂) 今回の事例も、染み抜きではほとんど効果がありませんでしたので、インキング(部分染色)による修復を行いました 画像では少し色が違って見えますが、シミの部分しかインキングはしておりません 写真は難しいです(笑)

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