着物の染み抜き京都職人の、こぼれ話など。
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2007年12月

綿(チノ)パンツの色抜け

男性からのご依頼です。 「綿のパンツに染み抜き剤を塗って洗濯したら色抜け(変色)が起きてしまった。どうにかならないでしょうか?」とのお話でした。 市販の染み抜き剤も、最近市販されている物の中には結構効き目の強いモノがあります。 効き目が強いということは、それだけリスク(変色・色抜け・生地の風合いの変化など)が伴います。 染み抜き剤を塗ったまま放置したりすると、えらいことになってしまいますので、気をつけましょう 部分染色でも全体染めでも綺麗になれば良いとのことでしたが、全体染めは基本的に現在の色より濃くしか出来ない事と、仕上がり品の色味のお客様のイメージと職人のイメージとのズレがあるので、トラブルが一部分の場合は部分染色をオススメしています。 小さな色抜けなどでも全体染めを勧める業者さんは、染色補正が出来ない業者さんだと思ってください 今回のご依頼品は、光の当たり具合によって色味が変わるので、周りの色に合わせて3種類ほどの色をかけて修復してあります。 素材:綿100%

セーターの染み抜き・クリーニング

お子さんを持つお母さんからのご依頼です。 お友達のお嬢さんがとある面接に行くので、お子さんのセーターを貸してあげる予定だったのが、クローゼットから出してみたらこのような状態で、急いでクリーニングに出したけれど、まったく落ちずに返ってきたそうです。 ハッキリ言って、ドライクリーニングでは、このような食べこぼしのシミは、落ちません。 何故か? それは、食べこぼしなどのシミは水溶性ですが、ドライクリーニングでは油溶性のシミ(それも、薄汚れ程度)しか落ちないからです。 染み抜きが目的でクリーニングに出しても、意味が無いのでやめましょう(染み抜きが出来るクリーニング屋さんなら別ですよ) シミの原因はハッキリしないが、おそらく醤油かソースではないだろうか?とのことでした。 時間の経過で変色を起こしていましたので、酸化漂白によって処理しております。 素材:綿100% 

はじめに

【なをし屋】代表・補正師の、栗田 裕史です。 着物の街・京都で、染み抜き専門店を営んでいます。 タイトルを見て、「なんのこっちゃ?」と思われた方もいると思いますが、あまり深読みしないでください(笑) 決して、クリーニング屋さんに喧嘩を売っているわけじゃあないです 日々、お客様とのやり取りの中で、「クリーニングに出したけど直らなかった」・「染み抜き出来ないと他店で断られた」というお話が非常に多く、当店に集まってくるお品は、気合を入れて取り組まないといけないモノばかりです そんな毎日の出来事なんかを書いていこうと思い、このブログタイトルにしました 染み抜き事例や業界裏話なんかを不定期にアップしていきますので、よろしくお願いします(・◇・)ゞ 着物の染み抜きの技(わざ)・京都【なをし屋】

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