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2008/5/15 木曜日

誰かがやらねば(*・ω・)ノ

Filed under: しみ抜き こぼれ話 — admin @ 22:37:22

着物の柄足し

着物が出来上がるまでには、多くの職人さんの手を経ている(いわゆる分業制)というのはよく知られていると思いますが、出来上がった着物に「柄を描く」専門の職人さんがおられることは、あまり知られていないのではないかと思います。

最初にこのお着物をお預かりした時、(普通の染み抜きでは綺麗にならないなぁ~)と判断したので、その柄描き専門の職人さんに、「柄を描いてシミを隠して欲しい」とお願いしました。

しかし、返ってきた答えは、「ぼかし(染色技法の一つで、グラデーションになっていく染め方)がうまく表現できないから、ムリです」でした。

他の職人さんにも聞いてみましたが、答えはほぼ同じでした

プロが言うんだから仕方ない、この着物は染み抜き出来ないとご説明して、お客様に返そう・・・ と、一度は決断したのですが、お客様とお話してみると、すごく落胆されているのが伝わってくるんですよね・・・

お話を聞いてみると、ご自身が以前着た振袖を、娘さんの成人式に着せてあげたいというお母さんのご依頼だったんです。

「どんな方法でもよいから、娘に着せてやれるようにしてくれませんか?

こうなったら、僕がやるしかない!(`・д・´)
お客様に、「なんとかします」って言っちゃいました(笑)

言ったからには何とか結果を出さないといけませんので、あれこれ試行錯誤の日々が続きます。

何度かテストした後、これなら何とかなりそうだ・・・という方法を編み出しました
シミを隠す」という行程が必要になるので、完全に元通りと言うわけにはいきませんが、かなりいい感じに仕上がったのではないかと自負しております

他店で断われたお着物、あきらめずに、一度ご相談下さい

着物の柄足し

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